こんにちは、コスケです( ´ ▽ ` )ノ
今回は昨日書いた続きです。
てんかんの可能性があるので酪農学園大学付属動物医療センターで、検査のためMRIをしたというお話し。
現状の症状では、いわゆるてんかんの可能性が高いが、問診の時点で門脈シャントの可能性もあるということで、エコー検査や血液検査も追加、全身麻酔後MRIをして、必要があればCTもという予定でした。
前回の記事はこちらです。

今回はその診断結果と、犬のMRI検査にかかった費用、そしててんかんの治療開始時期や治療方法などをまとめてみたいと思います(`・ω・´)
パンナの診断結果
パンナの診断結果ですが、MRIでみても脳に萎縮などは見られず、エコーや血液検査でも門脈シャントの可能性は極めて低そうということでCT検査はしなかったようです。
脳に萎縮や腫瘍、落下して脳しんとうを起こした際の外傷もなさそうとのことで、特に異常や問題はありませんでした。
多少左右のシワの入り方が違うので、それが原因でてんかんを起こすこともあるようですが、治すべき病変などはないとのことです。
というわけで、現状検査した限りでは異常なし。
何か脳にはっきりわかる問題があって、てんかん発作を起こしたということではないので、普通のてんかん発作だったという可能性が濃厚です。
そしてパンナのてんかんはまだ1度しか発生していません。
いわゆるてんかん、特発性てんかんの診断には2回以上のてんかん発作というのが基準となるようなので、現状特発性てんかんでもなさそうです。
1回だと、偶発的に起こり、その後一生起こらないといこともあるようで、パンナがそうであることを祈りたいですね。
ちなみに特発性とは言ってしまえば原因不明ということのようで、原因不明のてんかんということになります。
今のところ、何らかの原因で急にてんかんが起こり、それが1度だけなのか、今後も続くのかもわからない状況。
もしもう1度あれば特発性てんかんという診断になるようです。
運が良ければ、このまま一生てんかん発作が起きないかもしれないということですから、当分は発作が起こらないことを願って経過観察ということになりそうです。
ちなみに、特発性てんかんの発作の頻度ですが、犬によって様々で重度の場合は1ヶ月に何度もくるし、軽度の場合は1年に1回程度という子もいるようです。
特発性てんかんの治療法と治療開始時期
今後の治療方針ですが、すでに書いたように経過観察ということになります。
もしもう一度てんかん発作が起きれば、その間隔によって治療の有無を決めるようです。
医師が持っていた専門誌を見せて貰ったんですが、特発性てんかんの治療開始時期は以下の条件に当てはまればということになります。
- 6ヶ月以内に2回以上の発作が起きる
- てんかん重責(5分以上の発作)または群発発作(24時間に3回以上の発作)
- 発作症状が重度の場合(盲目、攻撃性)が24時間以上続く場合
- 過去3回の発作で、てんかん発作の頻度増加または持続時間の延長が見られた場合
- 頭蓋内に病変が存在する、または過去に存在した場合
以上が条件となっています。
現在うちの子に当てはまる症状はないので、まだ治療開始には早いです。
治療の選択としては以下のようなものがあるようです。
- 無治療(経過観察)
- 抗てんかん薬両方
- 避妊・去勢種術
- てんかん外科
- 迷走神経刺激
- 食事療法
- 針治療
食事療法や針治療なんかがあるのには驚きましたが、獣医療においては抗てんかん薬療法が最も一般的で現実的な選択だそうです。
このまま1年に1回程度しか発作が出ない場合は経過観察ということになりますね。
パンナの場合は、とりあえずはこのまま経過観察して、次の発作がおきたらそこで考えるということになります。
何もおきなければ良いなぁ(ノД`)
MRI検査にかかった費用
今回、酪農学園大学付属動物医療センターでMRI検査をしましたが、かかった費用は事前の血液検査やレントゲン、全身麻酔の検査?なんかを含めた、MRI前に必要な検査で19,548円、約2万円ですね。
これは、MRIの数日前、事前に近所のクリニックで行ったものです。
そして酪農学園大学付属動物医療センターで行ったMRIと血液検査、エコーの検査を合わせて約72,000円。
合計92,000円、つまり10万のお金がかかりました。゚(゚´Д`゚)゚。
痛い、痛すぎる。
コスケは決して裕福ではないので、一瞬で10万円の出費はかなり痛手です。
ipadとダイソンの掃除機欲しかったし、タイヤ交換もしたかったけど、とりあえず見送りだなぁ・・・(ノД`)
ペット保険に入ってますが、対象外っぽいですね。
一応電話して聞いてみますが、全額自費という可能性が最も高いです。
コスケは7割保障される保険に入っているので、77,000円の3割負担で23,000円ほどで済みそうです。
でも、愛犬の命には変えられませんし、まだパンナは7ヶ月と子供です。
もう13歳とかなら治療も検査もせずに経過観察でもいいのですが、この子の一生はまだまだこれから、できる最善の治療をしてあげたいので、この出費はしょうがないですね。
以上、てんかん疑いのパンナのMRI検査の結果と今後の治療、そしてかかった費用に関してでした( ´ ▽ ` )ノ
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